ページ

2016年1月24日日曜日

その場でスケッチするという事。

最近、建て主様と打合せさせて頂く際に、

複雑な間取りでなければ、その場で間取りやイメージスケッチを描く事が多くなりました。

間取りや内部空間をその場でスケッチすると、結構皆様よろこんで頂けているようです。


普段なかなか見れない「設計のプロセス」を目の前で披露すると言うことは、

こちらのプレゼンの一環である事はもちろんですが、

きっと自分達(建て主様)だけに対する「特別感」や「プレゼント」として

受けとめて頂けているのではないかと思っております。


それで、先日、建て主様と打合せしている最中に話しながら描いたスケッチがこちら。

↓↓

話を進めていく際に、窓の位置関係や空間の形状がどのようになっているのか?

その場で話をしながら描いていきます。

上手い下手はまったく関係なく、時には修正ペンも使いながら

「あーでもない」「こーでもない」と話をしながら、線を重ね、

建て主様と空間のイメージを共有できるかが大事なのではないかと思っております。



間取りのほうも、

「計画敷地に予定坪数だったら要望した部屋はどんな感じに入って

どんな大きさになってくるのか?」

デザインは、今後の打合せで詰めていく事として、

ひとまず、ボリュームをとらえる事を優先に進めていきます。

(もちろん、なかなかすぐに入らない場合もあるので、それはまた後日

熟慮した形でご提案するケースも多々ありますがww^^;)

そうする事で、ご予算の方と照らし合わして今後の坪数の増減が

判別しやすいのではないかと考えております。


設計者ごとに色々なお考えがあるとは思いますが、

初めての顔合わせの時に聞き取りだけをして、

時間掛けて図面を製作し1-2週間後にプレゼンするのと、

その場でご提案できるのでは、

建て主さまの思いや熱が冷めないうちにどんどん形になっていく期待に答えられる事。

こちら側としたら、仕事の「スピード」や「効率化」のアップ。

そのプレゼン作業で浮いた時間は他の仕事に回せる等、

両者の立場からしても良いやり方なのではないかなぁ~と思う今日この頃です。


nico設計室もこれからの建設業界に生き残る為にも、

日々精進し、色々とチャレンジしていきたいものです。


nico設計室のホームページも見て頂けるとうれしいです。
 http://nicodesignroom.wix.com/nico

0 件のコメント:

コメントを投稿