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2011年3月31日木曜日

住宅エコポイントを義援金に。

3/29日、国土交通省より「住宅エコポイント事業」について

交換商品の一つとして「東北地方太平洋沖地震の被災地支援寄附

(義援金)」の追加について」が発表されました。

住宅エコポイントの交換に、被災地への寄付するというもので、

「寄附に交換されたポイントは、住宅エコポイント分相当額をエコポイント事務局から

日本赤十字社に、義援金として全額寄附されるようです。

住まいを無くした方がたくさんいらっしゃいます。

その人達の為に何かしてあげられないかと考えた時に、もし自分の家が新築するのであれば、

その「幸せ」を義援金として、東北地方の方々に少しでも分けてあげて下さい。

ご協力お願いします。

  詳細は下記HPをご参照ください。

 国土交通省発表:(お知らせ)エコポイントの活用による義援金について

2011年3月28日月曜日

春。

今日、桶川の現場から帰ってくる間に撮りました。
今、本当に大変な時ですが、春は着実に、皆の所に近づいて来ています。

2011年3月14日月曜日

節電ボランティアをしましょう!

こんな「節電広告」をみつけました。

まずは、使っていないコンセントを抜くなり、冷蔵庫の設定温度を高めにしたり、少しでも節電に繋がる行動をとりましょう!
ひとつひとつは小さいことですが、皆がやる事によって大きな光を生みだします。
自分の事務所でも、トイレの暖房便座付きのウォシュレットのコンセントを抜きました。
皆で節電し、被災地に心の灯りを灯しましょう。

2011年3月13日日曜日

私達が出来る事は?

11日の地震で、宮城県を始めとした東北地方で大規模な地震が起こりました。
埼玉に住んでいる我々にとって、自分達が無事なだけに、テレビの中で起こっている出来事の様に感じますが、東北地方の方々は、今、大変な思いをしています。
自分の親戚も宮城にいます。
我々が出来る事は何でしょうか?
被災地が必要とする日用品や義援金を送るのも一つですし、節電する等、まずは身近に出来る事から始めましょう。

2011年3月10日木曜日

消防検査

今日は、入間の店舗「ミルフィーユ」にて消防検査でした。無事に合格です!

2011年3月7日月曜日

おとうさん。

初めて体付きの「おとうさん」書いてくれました!!
うれしぃーっす(≧∇≦)/!!

2011年3月5日土曜日

断熱のこと。

家を建てる時、断熱性能や気密性について気にされる方が多いのではないでしょうか?
家は一生物ですし、目に見えない所なので、しっかりと施工してもらいたいものですよね。
そこで、 nico設計室の一般的な断熱の考え方をスケッチを交えながら少し、お話をしたいと思います。

今回工事中の桶川の物件では、壁の断熱材に、旭ファイバーグラスから出ている、「アクリアNEXT」という高性能グラスウールを使用しています。様々な断熱材からこれを選んだ理由は、

■コストからの判断(比較的に安値)。
■その割には性能が良い(長期優良住宅にも対応可)である事
■施工がしやすい。
そんな理由から採用しています。

「外断熱」「内断熱」と言うと「内断熱」の施工方法になります。
外断熱と内断熱のどちらが優れているか?という話が良くでますが、木造住宅では、どちらも一長一短あり一概にどちらがいいか言えませんが、性能はそんなに優劣はないように思います。
そのどちらかにするには、コストとの兼ね合いは勿論の事、それぞれの断熱材の特徴や性能を理解し、屋根・床・壁といった、各部位ごとに選定すべきだと考えます。

ちなみに、こちらの家では、屋根が外断熱、壁や床は内断熱(充填断熱)工法となっています。
大事なのは、どの断熱材を選んだとしても、その性能を100%発揮させる為に、施工をしっかりとすることこそが重要であると考えます。

「施工をしっかりとすること」と書きましたが、では、nico設計室ではどういう所に気を付けて施工をお願いしているのか、写真をご覧下さい。

まず、写真(上)をご覧下さい。
わかりづらいかも知れませんが、白く見えるものが断熱材で、それに「つば」の付いたビニールが表面に見えているのがわかるでしょうか?

この「つば」の付いたビニールが断熱材を柱に留めて断熱材が垂れるのを防止するだけでなく、実は、その他に、大切な役割を果たしているんですよ!

それは、特に冬には皆さんよく暖房を使いますよね。暖房で暖められた室内の空気と、屋外の空気とでは温度差があります。
その温度差が生じるカ所が要注意!
それが壁等であって、断熱材が入っている場所です。
空気には水蒸気(湿度)を含んでいます。その空気が壁内に侵入し、冷やされると・・・
それが水滴となり、「内部結露」の原因となります。
冬のガラス窓を想像してもらうとわかりやすいと思います。
それが、壁の中に発生していると思うと、とても怖いですよね~。。

それを防ぐ為に、ビニールのつばを写真(中)の様に柱にかぶせる様に施工します。こうすることで、内部結露の原因となる水蒸気をシャットアウトできます。

例えば、写真(下)の様に柱が覗いている様に施工してしまうと、想像つくと思いますが、断熱材と柱のきわから水蒸気を含んだ空気が壁内に侵入して来てしまいますよね。
その空気が冷やされて、断熱材の外壁側で「内部結露」を起こします。

それが、材料の腐りやシロアリの餌(通り道)となってしまいます。

※注意!! これは、上記の様なグラスウール系の断熱材の悪い施工方法であって、セルロースファイバー系の断熱材の施工方法とは異なります。)

断熱材がしっかり入っているからOKということでなく、
結露の原因はどの様なことから起こるのか、それを防ぐにはどのようにしたら良いか、設計者始め、現場の大工ともに理解をしながら、その断熱材に適した施工方法をしっかりと知る事が、もっとも大事だと思います。