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2011年6月24日金曜日

見えなくなる所こそ、しっかりと-2

入間の物件では、バルコニーを木製で製作します。
金物によってバルコニーを支える訳(理由はこちらへ)ですが、
金物をしっかりと梁に取り付ける為にビスでなく、ボルトを貫通させて留めています。
そうする事で、しっかりと留まりますが、ステンレスのボルトが梁を貫通することになり、
ステンレス等の鋼製ボルトは熱を通しやすいので、そこがどうしても「熱橋」になってしまします。


その熱橋を防止する為に、部屋内側に出てくるボルト部分に発泡ウレタンフォームを吹き付けました。
この発泡ウレタンフォームというのは、膨らむ性質を生かし、完全に穴を塞ぐことができまた、断熱性能がありますので効果が見込めます。



梁を貫通している金物もひと通りウレタンを吹きました。








また、パイプスペースも同様に床下部分の冷気を室内に入れないように、ウレタンフォーム吹いてこちらも遮断しました。

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2 件のコメント:

  1. 本橋さん、こんにちは!お久しぶりです。とがさちです。

    毎日暑いですねぇ~。大工さんにとって厳しい季節かもしれませんね。

    ウレタン・・・多分我家には使ってないと思いますが、熱が伝わる・・・ホント見えないところまで気を使っているんですねぇ。夏はいいとしても冬の冷気は辛いです。これやることで、少しでも冷気をシャットアウトできたらいいですよね。

    そして、下の平屋!いいですね~。憧れの平屋です。今、仮住まいしているお家が築45年の平屋なんですけど、勝手がいいですよ。2階建てにしても若いうちはいいけど、歳をとると階段も辛いですからね・・・。私の両親も2階に行くのが面倒だとタンスを2階から1階に運び和室とリビングのみで生活してますよ。
    本橋さん、目をつけるところが違いますね!今、ではなく
    将来の事も考えた設計。素晴らしいと思います。

    因みに二階建ての家を平屋に減築ってできるんでしょうか?

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  2. とがさちさん、こんにちは!

    ホント毎日暑いですよねー。
    一応、エコな建物を設計している事務所としては
    今年の節電への協力として、なるべくエアコンを使わないで汗をかきながら業務にあたっています。(汗;)

    平屋的住まい"LOOP”への感想有難うございます!!
    コンセプトモデルですが、とがさちさんのように共感して頂ける方がいてくれて心強いです!

    平屋は憧れですよね!自分もそうですもん。

    平屋建てだと広い敷地が必要となりますが、
    30坪位の土地では難しいですが、
    35.6坪位(約120㎡)の土地があれば
    このような「半」平屋建てが建つことができるよ。
    と言う事を大きなコンセプトとしています。

    ここ最近、子供達が独立し、ご夫婦二人で住む様になって「減築」される方が増えてきていると言われていますよね。自分の事務所ではまだ手掛けた事はないですが、
    2階建てから平屋への減築はできますよ!
    確か、減築は確認申請も要らないはずです。
    また、2階の一部屋抜いて吹き抜けとすることもできます。匠のでる番組でもやってたか(^_^;)

    減築のメリットとして
    耐震性の見直しもでき、また、部屋数・面積も減るので冷暖房費の削減となって省エネにつながったりするんじゃないですかね?断熱材の入れ直しをしたりするので。
    勿論、バリヤフリーな建物になって、掃除が楽になったり。。

    とがさちさんのブログ拝見させてもらいました!
    料理から雑貨まで色々と作られていて、とがさちさんって器用ですよね!

    ご自宅にはいい材料使っていますよね~
    遊び心のある良い家になりそうですね!
    近い内に見に行きたいな!

    ちなみに、あのミニキッチンは関根さん製作でしたっけ?
    さすが!かなわないなぁ~(*^_^*)

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