2013年7月16日火曜日
見えなくなる部分こそ大事!
断熱材を入れる所は床・壁・天井だけではありません。
写真の個所は、ボルトが梁を貫通する部分。
nico設計室ではいつもこの部分に断熱材を詰めてます。
どうしてか?
ボルトは鉄なので、熱が伝わりやすい部分。
建築用語で「熱橋」となる部分です。
では、この部分が建物に与える影響とは?
それはズバリ「内部結露」
例えば冬、
外の冷たくなった空気によりボルトが冷やされ室内の方に伝わります。
そこにストーブ等で温められた湿気を含んだ空気が壁の中に入り込むと、
ボルトが冷たい為、そこで一気に冷やされ、
水滴となり壁内に取り残されます。
この状態が「内部結露」(>_<)
冬、窓ガラスが結露で水滴が一杯ついてる状態を想像してみて下さい。
それと同じ様な状態が、壁の中に起こっていると言う事は…
建物に良い影響でないことはわかって頂けると思います。
結露防止の為には
「熱橋となる部分を一つ一つ無くして行く事」
「壁の中に湿気を侵入させない事」
こういった部分を しっかり施工していく事が「良い家」につながっていくと考えます。
「見えなくなる部分こそ大事!」
今回は、8月末までの予定で
建て主様のご厚意により、
内部の壁が塞がるまでの間、下地の状態をいつでも見て頂ける機会を設けました!
題して「~見えなくなる部分が大事~下地見学会開催!」
ブログ見て「ちょっと見てみたいなぁ。。」
と思って下さった方。
お気軽にお越しください。(^^)
ご自宅の建設の際に、参考にして頂ければと思います。
断熱材の施工状況はもちろんの事。構造金物の取付状況もご覧いただけます。
是非この機会に我々の「こだわり」を見に来て下さい!
お施主様の大事な建物をお借りしてのイベントですので、
ご予約制とさせて頂きます。
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