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2011年7月26日火曜日

下地材を仕上げ材に~その2

前回は、

間柱材の家具への使用例をご紹介しましたが、


今回は、とりあえず下の写真を見て下さい。






















これは、キッチン後ろにある収納庫の壁ですが、

杉の無垢板を張りました!

実は、この材料も下地材で良く使う「木摺板」または「バラ板」を

プレーナーという機械で削っただけの板なんです!

本来は、こんな所に利用します。



それは、どこかと申しますと・・・

下の写真の板の部分になりますが、























実は・・・外壁を塗り壁に仕上げる為の下地材なんです!!

勿論、下地材なので、値段もそんなに高くありません。

押入や収納の壁といったらベニヤが多いと思われますが、

ベニアだといくらノンホルムアルデヒド材だといっても、加工の際、接着剤を使用していますので、

押入をあけたら、ムンッとキツイ匂いがして、気になる方がいらっしゃるのではないでしょうか?

これは正真正銘の無垢板です(*^_^*)

ニオイは無垢の杉板のニオイそのままです!

また、ベニアに比べて調湿効果もあります。

リビングなど見える部分に使う化粧の板(羽目板という)に比べて、品質は低いですが

押入や収納の壁に使うには十分です!

コストに関して、大工の加工や張り手間など調整しなければならない点がありますが、

自然素材の家づくりにこだわっている事務所としては、

たとえ、押入の中だとしても、

手が触れる所・ニオイがこもる場所には、極力、「本物の自然素材」を利用していきたいものです。。


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